未来を担う仕事

入社後も学び、
成長し続けられる環境があります

Introduction 先輩メッセージ

第二MEMS開発
Y・H
  • 検査の自動化の仕組みを開発しています

    私はプローブカードの針をつくる部門で、検査を担当するチームに所属しています。半導体の検査工程でプローブカードが稼働している間、針も動き続けているので、検査では針の動作に異常がないかをチェックしたり、検査に用いる装置のメンテナンスを行ったりしています。

    また製造装置の稼働データから悪くなる兆候をつかんで未然に不良を防いだり、工程を改善することも私たちの重要な役割です。

    こうした業務に加えて、検査の自動化にも取り組んでいます。一定のスペースにびっしりと並んでいる針を、現在は人間の目視で検査していますが、この工程を効率化するために、先端技術を使って、自動化させる仕組みを開発しています。

    こうした業務は大学院時代の研究内容と異なる分野になりますが、今やっている材料の特性評価などは研究室時代にもよく行っていました。こうした経験があるおかげで、業務における分析や評価の方法、考え方のステップが理解しやすいと実感しています。

  • 学生向けインターンシップに参加したことが成長につながる

    開発業務と並行して、新卒採用のインターンシップも担当しています。
    プローブカードの仕組みや工程について、入社後の研修でしっかりと教わるのですが、それでも配属先で毎日針の部分だけを担当していると、その他の工程や部品についての理解が追い付かなくなることもあります。

    でも、インターンシップを担当するようになって、自社の製品や技術についてあらためて勉強しなおしました。インターンシップに参加する学生に教えやすくなっただけでなく、理解が深まったことで自分の仕事にも役立っていると感じています。

    また、インターンシップに参加したことで他部署との交流も自然と増えました。同じ部署なら通じる話も、他部署の人には違う受け取り方をされることがあるので、大切なことはなるべく端折らず、しっかりと伝えるように意識するようになりました。

  • 目標とする上司のように、知識を深めたい

    現在、私がメインで担当しているのは自動検査の開発業務ですが、それ以外は先輩や上司の手伝いに回ることが多くあります。
    もちろん手伝いでも一生懸命に対応することは当然なのですが、どうしても上司や先輩の指示通りに動いて、報告し、その次の指示を仰ぐというサイクルが多いと感じています。そうした役割も重要なのですが、もう少し知識や経験を重ねて、最初から最後まで関われる仕事を増やしていきたいと考えています。

    将来のキャリアビジョンについては、まだはっきりとした考えを持っている訳ではありませんが、今の上司は仕事に関する知識が私とは比べものにならないぐらい豊富にもっています。また、膨大な専門知識を私にわかりやすい言葉に落とし込んで、粘り強く指導してくれます。まだ先の目標になりますが、いつかその上司のような人材になることを目指して、頑張りたいと思います。

1日のスケジュール
  • メール確認と返信、データ整理

  • 標準類(針づくりの工程の作業手順など)や評価結果のまとめ

  • 開発品状況確認、担当装置状況確認※クリーンルーム作業

  • 上司への報告、データまとめ、予定確認、退社

先輩からのメッセージ

学生から社会人になり、慣れない業務や専門用語、環境に慣れるまでは大変に感じることもあるかもしれません。私も入社して1か月ほどは、学生時代との違いに戸惑い、しんどいと感じたこともあります。でも、企業に入って、社会人として働くということは自分自身の成長につながりますし、その成長を実感するという楽さも感じられると思います。

当社の新入社員の育成は、OJTでじっくりと教えていく方針ですから、半導体や専門知識がなくても、安心して業務を覚えていくことができます。研修を終えてもプローブカードについての勉強会があったり、資格を取得することで評価に反映される仕組みもあるので、学び続ける姿勢さえあれば、大きく成長できる環境だと思います。