
課題があれば、部署や役職の垣根を超えて
協力し合える社風です
Introduction 先輩メッセージ
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メッキ処理の工程を担当しています
現在は、開発職としてプローブカードの針の部分のメッキ処理を担当しています。針に金属のメッキを何層にも重ねて製品にしていくのですが、装置やメッキに用いる液、その他条件も含めると多くの処理の仕方があります。
そのため、まずは日々の製造工程における数量や時間軸といったデータをしっかりと計測し、不良があればそれらのデータをもとに原因を追究し、必要に応じてプロセスの見直しも行います。
不良の原因が見つからなければ、量産が止まってしまうこともあります。特に配属されて間もない頃は、多くのデータを処理するのに苦労しましたが、先輩から「効率の良いデータのまとめ方があるよ」といったアドバイスをいただきました。頼れる人たちが周囲にいてくれることがわかり、何かあっても「どうしよう」と一人で焦ることはなくなり、周囲に気軽に頼れるようになったと感じています。
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皆の思いが成果につながる
配属されてはじめて経験したトラブルのことも印象に残っています。
私たちが担当しているメッキの製造工程に問題が発生し、社内のメンバーで対応し、製造に用いる装置の点検やメンテナンス、各種の条件変更を試してみましたがうまくいかきませんでした。そこでめっき液メーカーの方にも依頼して再度液の分析などを行い、ようやく解決することができました。問題発生から解決までの数日間は気が気ではなかったのですが、開発の先輩や上司、製造の人たち、それからメーカーの担当者の方々とこまめに情報を共有し合い、一丸となってトラブル改善に臨みました。
「製造の進捗を止めない」「品質も落とさない」という皆の思いがうまく成果につながり、改善されたときは、ほっとすると同時に、大きな達成感も得られました。
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社内勉強会もあり、学びやすい環境があります
今の上司は理論立てて行動するタイプの方です。私はどちらかといえば直感的に動く部分があり、また経験も不足していますので「とりあえずやってみて考えよう」という場面もあるのですが、それではやはり遠回りになることが多くあります。
上司のようにしっかりとした理論をもとにして仕事を組立てられるようになるためには、製品や技術についての知識をもっと増やす必要があると感じています。1つのプローブカードができるまでにはさまざまな工程があり、またそれぞれの部品の材質や機能も千差万別です。
私はまだまだ完全に理解できているとはいえませんが、幸い社内でプローブカードについての勉強会が開催されたり、上司や先輩方がこれまでの事例をファイルにまとめてくれていたりもします。
そうしたサポートもうまく使いながら、自分なりに勉強するように心がけています。
1日のスケジュール
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出社、メールチェック、作業内容の確認など
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進捗状況の確認の打合せ
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製品ウエハの観察、測定
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クリーンルームで製品の進捗対応、資料作成
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装置メンテナンス
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データの取りまとめ、退社