
周囲のサポートを得ながら、
自分の課題を乗り越えることができました
Introduction 先輩メッセージ
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新たな加工の立ち上げを任されています
現在は第二MEMS開発で、プローブカードの構成部品である針の研磨工程を担当しています。この針は半導体ウエハーに接触する重要な部品で、とても繊細な構造をもっています。研磨をその針の厚みを調整するために行う重要な工程です。
針はさまざまな素材からできていますが、私はこれまで外注に出していた加工を、自社でやるための工程を立ち上げています。まだ研磨部門に配属されて間がなく、周囲から学ぶ毎日ですが、思った通りに研磨するにはどうすればよいのか、問題があればどこに原因があるのかを考える力が求められる仕事です。
また、自分たちの工程だけでなく、前の工程に問題があってもうまくいかないので、これまで以上に他の工程のことを考えるようになり、少し視野が広がったと感じています。
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「なにかあっても必ず助けるから」
入社後、2年間は検査部門にいました。
そのときは目の前の仕事をこなすのに必死で、自分が全体の工程の中でどこを担当しているのか、どんな目的のためにやっているのかを理解できていない面がありました。3年目にしてようやく客観的に見れるようになった気がしますこれまでさまざまな先輩・上司に指導していただきましたが、最も印象に残っているのは「電話を積極的にとろう」「メールを自分から発信しよう」というアドバイスです。私は正直なところ電話が苦手だったのですが、周りの方が「なにかあっても必ず助けるから、怖がらずにやってみなさい」といわれ、とても心強く感じたことをおぼえています。
メールも、一度違う部署の方には通じにくい表現で書いてしまったことがあるのですが、すぐにその方から連絡をいただき、フォローしてもらいました。
こうしたサポートもあり、苦手だったことが少しずつできるようになってきたと実感しています。
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勉強と経験を積み重ねて、周囲に信頼されるように
仕事の上で少しでもわからないことがあれば、積極的に聞きに行くように心がけていますが、まだまだ知識は十分ではありません。先輩や上司にアドバイスをもらうたびに「そこまでは考えてなかったな」「その規格は知らなかったな」と思うことばかりですから、自分の工程や製品についての理解をしっかり深めることが直近の目標です。
まだまだ先輩や上司に頼りっぱなしのことが多く、仕事の組み立ても上手ではありませんが、任された仕事内容に対して「こんな懸念点があるのでは?」など、徐々に自分なりに意見を言えるようになってきたと感じています。
今後も勉強と経験を重ねて、周囲からより信頼される人材になることが目標です。
1日のスケジュール
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出社、メールチェック
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オフィスで各種データチェックなど
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作業手順書の作成
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クリーンルームで開発品の状況確認・製造との打ち合わせなど
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トラブル時は優先的に対応
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報告書作成後、退社